◎特別公開「中野正剛の謎と私」末松太平◎
最近は友人や知人に会うと、新聞に出ていましたね、週刊朝日でヨもましたよ、と良く言われる。その後で、出版屋いじめは止めなさいと言われたり、本の良い宣伝に利用されましたねと言われたりすることもある。なかには冗談ではあるが、いくらか貰いましたかと言うものもあり、いくらか貰った方が 。...
View Article◎「アクセス解析」の効用◎
Gooブログには「アクセス解析」という機能があって 最近6時間のアクセス状況を知ることができる。 参考になるのは「最近6時間のアクセスされたページ」のランキングで その時々の変動はあるが いつも嬉しく拝見している。 例えば ある日のランキング・トップ。 《◎知られざる「対談・軍隊を語る」・2006年5月23日付の記事》 そして 別の日のランキング・トップ。...
View Article◎訃報・山口富永氏ご逝去
2021年新春。山口富永氏から年賀状は届かなかった。そして 1月10日を過ぎて届いた葉書は・・・ 「寒中お見舞申し上げます 喪中につき年賀のご挨拶を失礼させていただきます ここに昨年中のご芳情を厚くお礼申し上げますとともに 皆々様の本年の御健勝を心よりお祈り申し上げます 昨年長男を三月に 妻を八月に亡くしました 令和三年一月十日」 そして 差出人は「山口富永 代」となっていて...
View Article◎慨嘆・・「昭和」は遠くなりにけり
2021年2月22日の夜。BSーTBSの「歴史鑑定」シリーズ(番組進行役=田辺誠一サン)で「二・二六事件・・・緊迫の四日間」を観る。この番組は「一面的な視点だけ」を「あたかも全貌であるかの如く」語ることが多いので 今回も期待せずに眺めていたのだが あまりの酷さに途中でテレビを消したくなった。 この番組によって「二・二六事件」を初めて知った人は...
View Article◎2021年2月26日・緊急事態は継続中◎
本日は「二・二六事件全殉難物故者 第八十六回忌法要」だが 賢崇寺には行かなかった。 推察するならば 本日も「一般社団法人仏心会」の主な方々によって 恙無く法要は営まれた筈である。 しかし ウイルス拡散防止のためには 法要参列者は「最少人数」に絞られだろうと思う。 招かれざる客にはなりたくない。事件関係者の息子ではあるが《仏心会の一員ではない私》は 参列を自粛するしかない。 「全殉難物故者」には...
View Article◎波多江たま様にまつわる事柄◎
「二・二六事件」関連事項をチェックしていたら 次の記事に辿りついた。 《特別連載・引き裂かれた時を超えて━「二・二六事件」に殉じた兄よ》 《新潮社フォーサイト》という頁で 執筆者名は寺島英弥氏(ローカルジャーナリスト)1957年生・福島県相馬市出身と記されている。 連載第1回=2019年8月15日。記事には「当時を知る生き証人だった遺族の女性が6月末、104歳で他界した」という件がある。即ち...
View Article◎「青年将校の心情を伝える」ということ
2021年3月5日(金)。NHK-BS1「二・二六事件の全貌」再放送。 2月23日の昼下りに放映された番組の再放送だが 正確を期するなら《再々放送》と書くべきだろうか。いずれにしろ 「波多江たま様の葬儀場面」に再び出会えたことは 望外の喜びだった。 国民新聞(平成4年2月25日)掲載。《2・26事件の対馬中尉偲ぶ「邦刀遺文」》山口富永。以下は 私なりの校閲を加えた要約である。...
View Article◎座談会「二・二六事件を現代に問う」
出席者◎末松太平(元陸軍大尉・現在87歳)+相沢正彦(相沢三郎中佐の子息)+山口富永(昭和史研究家)+司会=山田恵久(国民新聞・主幹)。 今回のタイトルを見て「現代=2021年」と思われた方が多いと思うが これは昔々「広告クリエイターだった」という傘寿老人(私)による一種の悪戯。出席者の皆様は既に全員故人。1992(平成4)年2月25日付の国民新聞に掲載された座談会です。 座談会の内容を転載しても...
View Article◎堀真清著「二・二六事件を読み直す」の周辺◎
2021年2月26日は 賢崇寺の法要には参列しなかった。と同時に「江翠サンは如何したのだろうか」と思ったりもした。 江翠サンは「末松事務所」の訪問客で 2月と7月には欠かさず賢崇寺を訪れ(法要には参列せずに)墓参を続けておられる方である。...
View Article◎命名?「西田派青年将校」に関する事柄◎
堀真清著「二・二六事件を読み直す」に於いて 末松太平は「西田派青年将校」として分類されているらしい。らしい・・・と記したのは 未だ《この書籍》との対面を果たせずにいるためである。 《末松太平著「私の昭和史/二・二六事件遺文」中公文庫版》には「皇道派」という語句が《6頁だけ》登場している。...
View Article◎雑録?「西田派青年将校」のあれこれ◎
末松太平は「悲哀の浪人革命家・西田税」の中で 北一輝と西田税との《出会い》を記し 松本清張は「昭和史発掘」の中で その部分を引用している。北・西田の出会いを記したものは多々あるから 松本清張は《たまたま末松太平の著作を引用しただけ》ということだろう。松本清張と末松太平との間には(三島由紀夫と末松太平のような)特別な接触があったわけではない。...
View Article◎自伝!「西田派青年将校」師弟(?)揃踏み
とりあえずは タイトルだけ公開しておく。 師弟(?)=西田と末松。自伝の揃い踏みという趣向である。 仮の画像は 我家(13階)から見下ろす桜花。外出自粛の花見風景。
View Article◎待受け画面のつもりで・・・・◎
新規更新=いつまでも「書きかけ」のまま。 せめてもの「お詫びのしるし」のつもりです。 ★書きかけ解消後は この画面を削除致します。 ★次回の記事に画像だけ利用することも考慮していますが さて・・・ ★2021年3月29日撮影。石神井川(音無川)沿いの遊歩道にて。
View Article◎慨嘆・・「昭和」は遠くなりにけり◎
2021年2月22日の夜。BSーTBSの「歴史鑑定」シリーズ(番組進行役=田辺誠一サン)で「二・二六事件・・・緊迫の四日間」を観る。この番組は「一面的な視点だけ」を「あたかも全貌であるかの如く」語ることが多いので 今回も期待せずに眺めていたのだが あまりの酷さに途中でテレビを消したくなった。 この番組によって「二・二六事件」を初めて知った人は...
View Article◎視察?「板橋区立中央図書館」オープン
興味の対象は「日本史」の書架である。 洒落た雰囲気の階段を 3階まで上る。洒落たというのは皮肉であって(デザイン優先のためか)階段の手摺りが片側しかない。傘寿老人(私)が手摺りを頼りに登る途中で 親子4人連れとすれ違う。仕方なく進路を譲り(手摺りなしで)登るしかない。洒落た階段は 踏み外す危険を感じさせる。 そして 失望した。
View Article◎鈴木邦男編著「証言・昭和維新運動」のこと◎
新しく誕生した「板橋区中央図書館」に失望したことは 前々回に記したとおりである。 それでも懲りずに「末松太平」で検索すると、次の二冊だけが閲覧可能であった。 残念ながら「私の昭和史」は みすず書房版も 中公文庫版も 全く相手にされていない。 ①・《「ドキュメント日本人3・反逆者」学藝書林・1968年刊》 ②・《鈴木邦男編著「BEKIRAの淵から/証言・昭和維新運動」皓星社・2015年4月刊》...
View Article◎唐突に「橋川文三著作集・5」のこと
JR浦和駅東口「さいたま中央図書館」で《末松太平》を検索すると 次の4件が表示される。 ◎末松太平著「私の昭和史/二・二六事件異聞」中公文庫。(上)(下) ◎橋川文三著「橋川文三著作集・5」筑摩書房・1985年刊。2001年増補版刊。 ◎今井清一編集「現代日本記録全集・20/昭和の動乱」筑摩書房・1969年刊。 今井清一編集の書籍は 昭和維新=私の昭和史 満州事変=若槻礼次郎...
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